【ビジネスに】AMEXに通帳の刑を執行されて限度額24万円にされたからセゾンに乗り換えた話【これはいらない】
通帳の刑の執行までの道のり
2014年に会社を作って、2015年にアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードを作った。しばらくしてプラチナにアップグレードしてたくさんいい経験をさせてもらったが、生活環境の変化で特典が活用しづらくなってきてグリーンにダウングレードはしたものの、これまで11年間苦楽を共にして愛用してきた。一度も支払いを遅延したことはないはず。
AMEXには「通帳の刑」なる処刑が存在する噂は聞いていたが、正直「過去に遅延を繰り返して審査に難のある人は大変だなー」とか思いながら見ていた。自分は「いつもよりちょっと高額な利用をしたいときはアプリでGood Newsが出るのを確認してから使う」という運用で11年間使えなかったことは一度もなく、財布の中で最も信用(クレジット)しているカードだった。
新しい法人を作ることにし、別法人ならもう一枚ビジネスカードが作れるとのことで、新しい法人でもまた一緒に歩んでいこうと、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを申し込んだ。「入会から4ヶ月以内に300万円のご利用で12万ボーナスポイント」という入会キャンペーンがあり自動車の購入予定もあったので背中を押した。
これまでの経験と同様、アプリで400万円を入力してGood Newsを確認して、320万円ほどの決済を試みたが通らず(まあ確かに、自動車は自分の法人間での「請求書カード払い」であり、若干怪しい取引に見えた可能性は認める)、数日後に電話で通帳の刑を告げられる。資産情報の確認が必要で、それが済むまで従来の法人のカードもろとも一方的にカードを停止してきた(ビジネスが止まる)。
ただ、資産情報を提出し、11年間使ってきた従来のビジネスカードは24万円、新しい法人のカードは56万円の限度額を設定したと通告を受けた。
なお、追加の資産情報を提供することで再審査が可能とのことだったが、合計2000万円超の資産の証明をわざわざ提出したにもかかわらず「ご利用目安金額の増額を見送らせて頂くことになりました」とお手紙をいただいた。
感想
- 風格のあるカードだと思ってたけど、限度額24万円って学生カード以下でしょ
- 入会キャンペーンの条件が達成できない
- 振込で枠を回復させる方法も案内されたが、フォームも使いづらく通常の利用では達成が著しく困難と言わざるを得ない
- AMEXは大きな入会キャンペーンで顧客を釣り、大きな決済は通さず結果的に入会キャンペーンは達成させないのだなと感じた。これは詐欺に近いのではないか。
- アプリで400万円使えることを確認しているのに通帳の刑に処すのは納得がいかない
- AMEXは与信を審査する能力がないのではないか
- そもそも、「一律の限度額なし」というのは、AMEX自身が「こいつにいくら使わせていいのかよくわかってない」のではないか。だから「一律の限度額なし」と言いながら、「使っていいかどうかはAMEXの匙加減で気分次第」にしておくのが都合がよいのだろう。
- だから「通帳の刑」に処し、資産情報を提出させることがAMEXにとっての審査なのだろう
- そもそも入会キャンペーンの条件を達成させるつもりのないやつを審査に通すなよ
審査する能力がないなら審査する能力を磨けばいいのに、この個人情報漏洩戦国時代に安易にセンシティブな個人情報を集める姿勢には疑問である。
利用者、とくにビジネスカードの利用者は、カードが止まるとビジネスが止まりうる。これまでAMEXを紹介して人におすすめしてきたこともあるが、カード発行会社の匙加減で使えたり使えなかったりするという仕様の「一律の限度額なし」は、ビジネスオーナーにとって非常に厳しいと考えざるを得ない。
セゾンに乗り換えた
AMEXへの意趣返しとして、クレディセゾン発行のセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを作った。審査は2分で合格、限度額は300万円。300万円使えることが明確。海外旅行には便利なキャッシングもできる(AMEXプロパーでは、世界のAMEXロゴのあるATMで現金を出すことができない!)。SAISON MILE CLUBに加入すればマイル還元率も高いし使える空港ラウンジも国内・海外ともに圧倒的に多い(海外は1回$35で利用できるプライオリティパスを付帯できる)。クレディセゾンは代表者名が同じなら法人口座を引き落とし口座に設定可能。あれ、これ、AMEX発行AMEXいらなくない……?
ただ、金属製のプラチナ・カードは、胸ポケットに入れておき、かつ、銃を向けられ、かつ、それがカードに当たり、かつ、銃弾の軌道が少し変わることで命を救う可能性は否定できない。ここは明確にAMEXプロパーの発行する金属製カードの優位性ではあるかもしれないしないかもしれない。
セゾンAMEXとプロパーの違い
今回申し込んだクレディセゾン発行のセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードと、11年間使ってきて今も使っているAMEX発行のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードを比較してみた。
| セゾンゴールド | ビジネスグリーン | |
|---|---|---|
| 国際ブランド | AMEX | AMEX |
| 発行会社 | クレディセゾン | AMEX |
| 年会費(マイル移行込) | 20,900円 | 22,000円 |
| 最大マイル還元率 | JAL 1.125% | ANA 1.0% |
| マイル還元上限 | 15万 | 4万 |
| 限度額 | 審査2分で300万 | 11年使っても24万 |
| キャッシング | 可 | 不可 |
| 国内空港ラウンジ | 34+ホノルル | 13+ホノルル(同伴1名可) |
| 海外空港ラウンジ | $35で世界中 | 不可 |
うーん、やっぱりどう見ても……。

この記事が参考になったらぼくの紹介でセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを申し込みして一緒にビジネスに活用しましょう。