Apple Watch Series 11でフルマラソン(6時間)は走れるのか
結論
Apple Watch Series 11は、設定次第で6時間のフルマラソンを問題なく完走記録できると思われる。
背景
人生も後半戦に差し掛かっていて、「人生でいつかやりたいと思っていたこと」の回収フェーズに入りました。今年は人生初のフルマラソンで、ホノルルマラソン2025に参加を予定しています。初心者なので6時間くらいでのゴールを想定しています。人生の記念として、Apple Watch Series 11でちゃんと記録を残せることを重視し、バッテリーなどの観点で6時間の記録に耐えそうかを事前に検証してみました。
条件
- Apple Watch Series 11 GPS + Cellularモデル
- バッテリー最大容量:100%
- iPhoneは携帯する
- 純正ワークアウトアプリ使用
- アップル製品を使い続ける限りヘルスケアアプリに記録が残る確率が高そう
- サードパーティ製アプリに比べてバッテリー消費などの面で動作が安定してそうだったので
- 低電力モード:ON
- 「設定→ワークアウト→低電力モード」をONにすると、ワークアウトを開始すると自動で低電力モードになる
- GPSと心拍数の測定頻度を減らす:OFF
- ここがONになっていると、ペースや心拍数ゾーンといった走っている途中に見たい情報や記録としての精度が落ちるのでOFFに落ち着いた
- 音楽再生:基本なし
- 練習のときはAirPods Pro(第3世代)で音楽を聴きながら走っていることが多いが、本番では周囲の声援とかも楽しみの1つと考え、辛くなったときに使うくらいで基本はなしで考えている。再生したい音楽はApple Watchにあらかじめ同期しておく。
結果
練習で以下の結果となった。
- 2:08:29のワークアウト、音楽なしのとき、86%→67%になり、1時間あたり8.9%のバッテリー消費
- 2:00:44のワークアウト、音楽ありのとき、54%→25%になり、1時間あたり14.4%のバッテリー消費
- いずれの場合もiPhoneのバッテリー消費は軽微
結論
- Apple Watch Series 11の場合、低電力モードをONにしていれば、6時間かけてフルマラソンを走っても約53%のバッテリー消費で十分持つと考えられる
- 音楽を聴きながら走る場合でも、6時間で約87%のバッテリー消費と推定され、ギリギリ持つ可能性が高い
- iPhoneのバッテリーは心配する必要はなさそう
ということがわかりました。海外だとローミングのつかみ具合とか、暑くて消費が増えたりとか条件が異なりそうな気もするので、いちおうモバイルバッテリーを携帯して継ぎ足し充電ができる手段も用意しておこうと思います。当日またうまくいったかどうか更新したいです。